女性用風俗で本番はあり?実態や現役セラピストの本音も紹介

監修者
監修者

YUKO

女性向けメディアで恋愛・ライフスタイル記事の編集・執筆に携わるコラムニスト。

経歴
女性の日常やパートナーシップに関する記事制作を長く担当し、 読者が安心して情報に触れられるコンテンツづくりを続けている。 自身も一度の離婚を経験し、現在はパートナーと猫2匹と暮らす。 女風サービスの利用体験もあり、 “利用者目線”と“編集者目線”の両方から記事を監修している。

執筆者
執筆者

女風メディア編集部

女風メディアは、女性専用風俗に関する情報を専門に取り扱う編集部です。 利用者インタビュー、店舗取材、セラピストへのヒアリングなど、 実際の声に基づいた一次情報を中心に記事を制作しています。

“はじめての一歩が踏み出しやすくなる情報” をテーマに、 制度・料金・安全性などの事実ベースの内容を、 中立的な立場からわかりやすく整理することを心がけています。

記事は編集部で確認を行い、必要に応じて外部の監修者にもチェックを依頼しながら、 誤解のない・安心して読めるコンテンツづくりを目指しています。

目次
  1. 1| 女性用風俗ではどんなサービスを受けられる?
    1. 1-1| 性感マッサージ【エロあり】
    2. 1-2| 出張ホスト・レンタル彼氏【エロなし】
  2. 2| 女性用風俗で本番行為はできるの?
    1. 2-1| 実態として本当に本番は完全にないのか?
    2. 2-2| セラピスト経験が長い人ほどルールを遵守している
  3. 3| もし女性用風俗で本番行為を行ったらどうなる?
    1. 3-1| 性病感染のリスク
    2. 3-2| 無許可での中出しのリスク
    3. 3-3| セラピストの雇用契約解除のリスク
  4. 4| 現役セラピストが本音で回答!正直セラピストは本番行為をどう思ってる?
    1. 4-1| 正直に言うと「したいと思う気持ちがゼロなわけではない」
    2. 4-2| たとえ女性側が合意していても、やらないと決めている理由
    3. 4-3| 店舗に所属している以上、断るのが当たり前
  5. 5| 女性用風俗の料金相場はいくら?
    1. 5-1| 施術以外に発生する料金
    2. 5-2| 割引クーポンがあるお店も多い
  6. 6| 女性用風俗を利用するまでの流れ
    1. 6-1| セラピストを選ぶ
    2. 6-2| セラピストとメッセージでやり取りする
    3. 6-3| 予約の申し込み
    4. 6-4| 当日の待ち合わせ
    5. 6-5| 料金お支払い
    6. 6-6| サービス開始
  7. 7| 女性用風俗店を選ぶときのポイント
    1. 7-1| まずは近い店舗から探す
    2. 7-2| 風営法に基づく届出をしている店舗かチェックする
    3. 7-3| 性病検査実施済みか確認する
  8. 8| 本番行為(挿入)は法律上禁止されていることを知っておこう

女性用風俗ではどんなサービスを受けられる?

女性用風俗では、利用する女性の目的や心理状態に合わせて、複数のサービス形態が用意されています。
単純に性的な刺激を求めるサービスだけではなく、癒やしや安心感、男性と過ごす時間そのものを体験することを重視した内容が中心です。
ここでは、女性用風俗で代表的とされている2つのサービスについて、それぞれの特徴や違いを整理して説明します。

性感マッサージ【エロあり】

女性用風俗の代表的なサービスが、性感マッサージです。
男性セラピストがオイルを使って全身をほぐしながら、スキンシップを通して心地よさやドキドキ感を提供します。
本番行為(挿入)は行われませんが、キスや愛撫、全身リップなど、女性が「受ける側」として癒やされる内容が中心となります。
施術内容は事前のカウンセリングで細かく確認され、苦手な行為や不安な点があれば無理に行われることはありません。
「エロあり」とはいえ、刺激だけを重視するのではなく、安心感やリラックスを大切にしたサービス設計になっています。

出張ホスト・レンタル彼氏【エロなし】

出張ホスト・レンタル彼氏は、会話やデート、添い寝などを通して「恋人のような時間」を楽しむサービスです。
性的な施術は基本的になく、エロ要素はほとんどありません。
誰かに話を聞いてほしい、男性と過ごす時間に慣れたい、ただ寄り添ってほしいといった気持ちを満たす目的で利用されることが多いです。
初めて女性用風俗を利用する方や、いきなり性感マッサージは緊張してしまうという方にとって、ハードルの低い選択肢となっています。

女性用風俗で本番行為はできるの?

女性用風俗について調べていると、「本番行為は本当に一切ないのか?」という疑問を持つ方は少なくありません。
ここでは、制度上・実態上の両面から、女性用風俗における本番行為の扱いについて整理して解説します。

実態として本当に本番は完全にないのか?

結論から言うと、女性用風俗のサービスとして本番行為(挿入)は完全にNGです。
これはどの店舗でも共通しており、公式なサービス内容として提供されることはありません。
さらに、本番行為は「サービスとして禁止」というだけでなく、対価を伴う場合は売春防止法上の「売春」に当たり得るため、法律上も認められない行為です。
ただし、実態として「一切ないのか?」と聞かれると、完全にゼロとは言い切れないのが現実です。
中には、サービスとしては行わず、施術終了後などに“サービス外”として、双方の合意のもとで本番行為が行われてしまうケースが、少なからず存在すると言われています。
重要なのは、こうしたケースはあくまで例外的であり、店舗としては一切認めていないという点です。
店舗側は明確に本番行為を禁止しており、発覚した場合は厳しい処分が下されます。
そのため、「本番があるかもしれないから利用する」という考え方は非常に危険です。
女性用風俗はあくまで本番行為を行わないことを前提としたサービスであり、安心・安全な環境を守るために、このルールが厳格に設けられています。

セラピスト経験が長い人ほどルールを遵守している

実際には、経験年数が長いセラピストほどルールを重視する傾向があります。
トラブルのリスクや業界全体への影響を理解しているため、安易な行為には一切応じません。

逆に言えば、「本番を匂わせる」「ルールを軽く扱う」ような対応をする場合、そのセラピストや店舗自体の信頼性を疑った方がよいでしょう。

もし女性用風俗で本番行為を行ったらどうなる?

女性用風俗で本番行為が行われた場合、「お互いに同意があったかどうか」で法的な評価やトラブルの性質は大きく変わります。
ただし、同意があった場合でも問題がなかったことになるわけではありません。
そもそも日本では、対価を伴い不特定の相手と性交する行為は、売春防止法で「売春」と定義され、禁止されています。
そのため、風俗店・個人営業・同意の有無にかかわらず、対価を伴う本番行為は法的にリスクのある行為だと理解しておく必要があります。
双方に明確な同意があった場合でも、女性用風俗は本番行為を前提としないサービスであり、店舗の営業ルールや契約内容に反する行為となります。
サービス外として行われた認識であっても、店舗としては一切認めていません。
一方で、同意がない、または行為内容について認識の食い違いがある場合は、刑事・民事の問題に発展する可能性があります。
特に、後から「同意していなかった」と判断されるケースでは、深刻なトラブルにつながることもあります。
このように、本番行為は同意の有無にかかわらずリスクが高く、女性用風俗というサービスの枠組みの中では行われるべきではない行為だと言えます。

性病感染のリスク

本番行為を行うことで、最も大きな問題となるのが性病感染のリスクです。
女性用風俗では、定期的な性病検査を前提に運営されている店舗が多く、感染リスクの管理が徹底されています。
しかし、本番行為が行われた場合、その前提は大きく崩れます。
たとえ双方に同意があったとしても、避妊や感染対策が不十分であれば、性病に感染する可能性は高まります。
特に感染リスクが高いとされる性病には、以下のようなものがあります。

  • クラミジア感染症(自覚症状が少なく、気づかないまま感染が広がりやすい)
  • 梅毒(初期症状が軽く、放置すると重篤化する恐れがある)
  • 性器ヘルペス(再発を繰り返す可能性があり、精神的負担も大きい)
  • HPV(ヒトパピローマウイルス/将来的な病気のリスクにつながる場合がある)

これらの性病は、感染してもすぐに症状が出ないことが多く、「大丈夫だったと思っていたら、後から発覚する」というケースも少なくありません。
感染が判明した場合、治療だけでなく、相手への連絡や責任問題に発展する可能性もあります。
同意の有無に関係なく、性病感染のリスクそのものは避けられないという点を理解したうえで、女性用風俗が本番行為を禁止している理由を知っておくことが重要です。

無許可での中出しのリスク

万が一、本番行為が行われた場合でも、避妊や行為内容についての明確な同意が前提となります。
特に、事前の合意がない中出しは、非常に重大な問題です。
同意がない場合は、状況によって刑事・民事の責任を問われる可能性があり、深刻なトラブルとして扱われることもあります。
たとえ本番行為自体に同意があったとしても、中出しまで含めた合意がなければ許されるものではありません。
望まない妊娠や精神的なダメージにつながる行為であり、風俗のルール以前に、個人間の信頼を大きく損なう行為といえます。

セラピストの雇用契約解除のリスク

本番行為が発覚した場合、同意の有無にかかわらず、セラピストは雇用契約を解除されるケースがほとんどです。
店舗側にとっては明確なルール違反であり、重大なコンプライアンス問題となります。
本番行為が問題視される理由のひとつが、店舗全体の評判や信用を大きく損なう行為だからです。
ひとりのセラピストの行動であっても、「その店舗では本番が行われている」という噂が広がれば、安心して利用したい女性が離れてしまう可能性があります。
「お互いに納得していた」「サービス外だった」という認識があったとしても、店舗側から見れば関係なく、処分の対象となります。
サービス外という言い分は通らず、店舗の信頼を守るためにも厳しい判断が下されます。

現役セラピストが本音で回答!正直セラピストは本番行為をどう思ってる?

利用を検討している女性の中には、「セラピストって、正直なところ本番行為についてどう思っているんだろう?」と気になる方も多いと思います。
ここでは、現役セラピストの立場から、きれいごとではない本音と、なぜ“できない前提”があるのかをお伝えします。

正直に言うと「したいと思う気持ちがゼロなわけではない」

まず正直な話として、相手の女性に好意を感じたり、雰囲気がよかったりすれば、本番行為をしたいと思う気持ちが一切ないわけではありません。
人として接している以上、そうした感情が生まれること自体は自然なことです。
ただし、それはあくまで「気持ちの話」であって、行動に移すかどうかはまったく別の問題だと、セラピスト自身も強く意識しています。

たとえ女性側が合意していても、やらないと決めている理由

本番行為を断る一番の理由は、「後から何かあってはいけない」からです。
セラピストにとっては、女性を守る意味でも、自分自身を守る意味でも、ルールを越えないことが何より大切です。
だからこそ、どれだけ雰囲気がよくても、合意があったとしても、本番行為はしないという線引きをしています。

店舗に所属している以上、断るのが当たり前

また、セラピストは個人で会っているように見えても、店舗に所属してサービスを提供しています。
本番行為は、店舗のルール違反である以前に、対価を伴う場合は売春防止法上の「売春」に当たり得るため、法律上も認められません。
そのため、発覚すれば契約解除や店舗全体への影響にもつながります。
「内緒なら大丈夫」「二人だけの問題」と思われがちですが、セラピスト側から見ると、そう簡単な話ではありません。
だからこそ、期待を持たせるような曖昧な態度は取らず、最初から“できない前提”で接するようにしています。

女性用風俗の料金相場はいくら?

女性用風俗の料金は、利用するサービスの種類やセラピスト、地域によって変動しますが、基本的には「時間制」で設定されています。
また、「性感マッサージ」と「出張ホスト(レンタル彼氏)」で料金体系が異なる場合が多いです。

サービス内容 料金相場
性感マッサージ 60分 10,000〜18,000円
出張ホスト・レンタル彼氏 60分 5,000〜10,000円

施術以外に発生する料金

施術料金とは別に、ホテル代やセラピストの交通費が発生するのが一般的です。
出張ホストの場合、デートにかかる費用も基本は女性負担となりますので、注意しましょう。

割引クーポンがあるお店も多い

女性用風俗では、割引クーポンを用意している店舗も多くあります。
こうした割引には、店舗自体が公式サイトなどで発行しているものと、複数の店舗を掲載しているポータルサイト側が発行しているものがあります。
例えば、セラミィでは、会員登録時やキャンペーン期間中に使えるポイント・クーポンが用意されており、最大で3,000円分の割引になることがあります。
また、予約後に口コミを投稿することで、さらにポイントが貯まる仕組みもあり、次回以降の予約に使えるのも特徴です。
初めての利用で少し不安がある方にとっても、こうした仕組みがあると試しやすくなります。

女性用風俗を利用するまでの流れ

初めて女性用風俗を利用する場合、「何から始めればいいのか分からない」と感じる方も多いでしょう。
事前に利用の流れを把握しておくことで、当日の不安や緊張を軽減し、落ち着いてサービスを受けることができます。
ここでは、一般的な利用の流れをステップごとに説明します。

セラピストを選ぶ

写真・プロフィール・口コミを参考に、自分に合いそうなセラピストを選ぶことが大切です。
初めての場合は見た目の好みだけでなく、「話しやすそう」「丁寧そう」といった雰囲気も判断材料になります。
また、口コミへの返信内容からは人柄や利用者への向き合い方が伝わりやすいです。
プロフィール文や口コミをよく確認し、初心者への配慮や丁寧さ、安心感が伝わる相手を、焦らず時間をかけて選びましょう。

セラピストとメッセージでやり取りする

セラピスト本人が運用しているSNSアカウントを通して、事前にメッセージでやり取りできることも多くあります。
SNSのDMなどで、初めてであることや不安な点、希望する雰囲気、NG事項などを相談しておくことで、安心して当日を迎えやすくなります。
投稿内容やメッセージの対応から人柄や距離感も伝わりやすく、事前に相性を確認できる点もメリットです。

予約の申し込み

日時・場所・コース内容を決めて予約を行います。
料金の内訳や追加で発生しやすい費用(ホテル代・交通費・オプションなど)も含めて、事前に確認しておくと安心です。
あわせてキャンセル規定もこの時点で確認しておきましょう。

当日の待ち合わせ

希望の場所でセラピストと合流します。
多くの場合、ホテル近くや駅周辺、分かりやすいカフェ前などが待ち合わせ場所になります。
初対面で緊張する方も多いですが、軽い挨拶と会話から始まることがほとんどです。

料金お支払い

支払い方法は店舗やサービスによって異なりますが、現金の場合は当日手渡し、クレジットカードや銀行振込の場合は事前決済が基本です。
延長や追加オプションが発生した場合は、その場で精算するケースもあるため、必要があれば事前に確認しておくとスムーズです。

サービス開始

合流後は、施術前にカウンセリングを行い、体調や希望内容、触れてほしくないことなどを確認します。
そのうえで合意した内容でサービスが開始されます。
不安がある場合は「今日はここまでで大丈夫」と伝えて問題ありません。

女性用風俗店を選ぶときのポイント

女性用風俗は店舗ごとに運営方針や管理体制が異なるため、どこを選ぶかによって安心感や満足度が大きく変わります。
特に初めて利用する場合は、料金や見た目の好みだけで判断せず、信頼できる店舗かどうかを重視することが大切です。
ここでは、店舗選びの際に確認しておきたい基本的なポイントを紹介します。

まずは近い店舗から探す

初めて女性用風俗を利用する場合は、できるだけ自宅から近いエリアの店舗を選ぶと安心です。
移動距離が短いと、交通費が抑えられるだけでなく、待ち合わせや解散もスムーズになります。
遠方の店舗を選ぶと、セラピストの交通費や移動時間の長さが負担になることもあります。
「思っていたより疲れてしまった」「時間に追われて落ち着かなかった」とならないためにも、まずは近場から探すのがおすすめです。

風営法に基づく届出をしている店舗かチェックする

女性用風俗を安心して利用するためには、営業形態に応じて必要な届出を行っている店舗かどうかを確認しましょう。
たとえば、出張・派遣型で性的な接触を伴うサービスを提供する形態では、風営法上の「無店舗型性風俗特殊営業(派遣型ファッションヘルス等)」として、営業開始届出を行うケースがあります。
公式サイトの会社概要や店舗情報に、届出に関する記載(届出番号・所轄・事業者情報など)があるかどうかはチェックポイントです。
情報が極端に少ない店舗や、運営元が不明瞭な場合は注意が必要です。

性病検査実施済みか確認する

性病検査の実施状況は、セラピストを選ぶうえで非常に重要なポイントです。
多くの信頼できる店舗では、セラピストに対して定期的な性病検査を義務付けています。
検査頻度や検査項目を公式サイトで公開している店舗は、衛生管理への意識が高いといえます。
自分の身体を守るためにも、検査体制が整っているかどうかは必ず確認しておきましょう。

本番行為(挿入)は法律上禁止されていることを知っておこう

ここまで述べた通り、女性用風俗では、本番行為(挿入)は法律上、明確に禁止されています。
これは利用者の自由を制限するためのルールではなく、女性が安心して癒やしやスキンシップを受けられる環境を守るために設けられたものです。
本番行為がないからこそ、無理な展開や危険なトラブルに巻き込まれる心配がなく、自分の気持ちやペースを大切にした時間を過ごすことができます。
「何かをしなければならない場所」ではない点も、女性用風俗の大きな特徴です。
ルールを正しく理解したうえで利用することで、不安や誤解を抱えたまま利用する必要がなくなり、女性用風俗本来の価値である「癒やし」や「安心感」を、自分のための時間として、しっかり受け取ることができます。

本記事は違法行為を助長または推奨する意図はありません。

監修者
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YUKO

女性向けメディアで恋愛・ライフスタイル記事の編集・執筆に携わるコラムニスト。

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女性の日常やパートナーシップに関する記事制作を長く担当し、 読者が安心して情報に触れられるコンテンツづくりを続けている。 自身も一度の離婚を経験し、現在はパートナーと猫2匹と暮らす。 女風サービスの利用体験もあり、 “利用者目線”と“編集者目線”の両方から記事を監修している。

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女風メディア編集部

女風メディアは、女性専用風俗に関する情報を専門に取り扱う編集部です。 利用者インタビュー、店舗取材、セラピストへのヒアリングなど、 実際の声に基づいた一次情報を中心に記事を制作しています。

“はじめての一歩が踏み出しやすくなる情報” をテーマに、 制度・料金・安全性などの事実ベースの内容を、 中立的な立場からわかりやすく整理することを心がけています。

記事は編集部で確認を行い、必要に応じて外部の監修者にもチェックを依頼しながら、 誤解のない・安心して読めるコンテンツづくりを目指しています。